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仮想通貨AVAX(Avalanche)とは?将来性・今後の価格・買い方・おすすめの取引所を解説!

仮想通貨AVAX(Avalanche)とは?将来性・今後の価格・買い方・おすすめの取引所を解説!

「最近よく聞くAvalanche(アバランチ)とはどんなプロジェクトで、AVAXってどんな仮想通貨なの?」

 

2021年の仮想通貨市場の盛り上がりには、いくつかの大きなトレンドがあります。

その中の一つが、「イーサリアムキラー」というトレンド。

 

Dapps(分散型アプリケーション)の王者であるイーサリアムの牙城を崩す対抗馬として、SOL(Solana)ADA(Cardano)といった仮想通貨が注目を集め大きく成長しました。

AVAX(Avalanche)も、そんな「イーサリアムキラー」筆頭候補の一つです。

 

今回は、イーサリアムキラー大本命の一つであるAVAX(Avalanche)を詳しく知りたいあなたのために、

  • Avalancheの特徴や主なメリット
  • Avalancheが注力する主な分野
  • Avalancheの将来性や今後の価格予測
  • Avalancheの買い方やおすすめの取引所

についてお伝えしていきます。

 

仮想通貨AVAX(Avalanche/アバランチ)とは?

AVAXとはどんな仮想通貨で、市場から熱い視線が注がれるAvalanche(アバランチ)はどんなプロジェクトなのか。

まずはAVAX(Avalanche)の主な特徴やメリットなど、基本情報をしっかりと押さえていきましょう。

 

AVAX(Avalanche)の基本情報:時価総額・価格・チャート

2021/9/22現在、AVAX(Avalanche)の価格は1AVAX=6,956円となっており、時価総額は約1兆5273億円で仮想通貨時価総額ランキング第11位です。

チャート的には9月19日に1AVAX=7,703円という上場来高値(年初比約26倍)をつけ、注目度はさらに高まってきています。

通貨名 Avalanche
ティッカー・シンボル AVAX
価格 6,956円
時価総額 ¥1,527,261,916,250
発行枚数上限 7.2億(ジェネシスブロックで半分を供給)
循環供給 2.2億
時価総額ランキング 第11位
ブロックチェーン Avalanche
コンセンサスアルゴリズム PoS
ホワイトペーパー Whitepaper
ロードマップ Roadmap
公式サイト https://www.avax.network/
AVAX(Avalanche)の価格・チャート

 

Avalancheは2019年5月にプロジェクトを開始し2020年9月にメインネットを立ち上げたばかりの、非常に新しいプロジェクト。

たった1年足らずで時価総額11位に上り詰めた事実を考えても、Avalancheがいかに注目されていてどれだけ将来性のあるプロジェクトかが理解できますね。

 

ビットコインを超えるブロックチェーンを目指す

Avalancheはニューヨークのブルックリンを拠点としたAva Labsによって立ち上げられたプロジェクトで、元々は「Team Rocket」という匿名グループが発祥となっています。

実はこのグループ名、日本の人気アニメ「ポケモン」の主人公サトシのライバルである「ロケット団」に由来したものなんです。

 

彼ら曰く、これは、

ビットコインを超えるブロックチェーンを生み出したい

という強い意志の表れだとか。

 

ちなみにAva Labsには、Emin Gün Sirer氏、Kevin Sekniqui氏、Maofan “Ted” Yin氏という3人の共同設立者がいます。

中でもCEOであるEmin Gün Sirer氏は、コーネル大学のコンピューターサイエンスの教授。

ビットコインが作られる5年も前の2003年に、最初のPoS(プルーフオブワーク)仮想通貨である「カルマシステム」を設計したという超スゴい人です。

 

大手VCなどから6000万ドルを調達

a16z、Galaxy Digital、Bitmain、Polychain Capitalといった大手VCなどから、計6000万ドルを資金調達しています。

 

パブリックセールで4200万ドルを調達

Avalancheのパブリックセールは、2020年7月15日~29日の期間で実施。

約4200万ドルの資金調達に成功しています。

 

AVAXの主な用途

AVAXはAvalancheのガバナンストークンで、主にAvalancheを使用する際の手数料として使われます。

その他にも、Avalanche内で様々なタスクを実行した際のユーザー報酬支払いシステムとしても機能しています。

 

AVAX(Avalanche)の主な特徴やメリット

AVAX(Avalanche)の主な特徴については、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

桁違いの処理能力

コスト(手数料)が安い

分散性に優れている

イーサリアムと互換性がある

簡単にNFTを発行できる

 

桁違いの処理能力

Avalancheは4,000~6,000トランザクション/秒という桁違いの処理能力を持っています。

これは大手カード会社Visaの決済システム並みの早さ

 

下の比較表にある通り、

  • ビットコイン:7トランザクション/秒
  • イーサリアム:15トランザクション/秒
  • ポルカドット:1,500トランザクション/秒

という状況を考えれば、いかにAvalancheの処理能力が優れているかが一目瞭然ですね。

桁違いの処理能力

 

この処理能力の高さについてAvalancheの創設者は、

Avalancheは1秒未満で取引の実行を提供する最初のスマートコントラクトネットワークである

と述べています。

 

この桁違いの処理能力の裏にあるのは、PoSをベースにしたアバランチコンセンサス(Avalanche Consensus)という全てのノードが同一のデータを保有せずに済む仕組み。

例えば、膨大なデータを処理する際に、A君は1~100のデータ、B君は101~200のデータ、C君は201~300のデータをといったように同時並行で並列処理していくわけですね。

 

このように各ノードが承認するデータを一部に限定し、高速で並列処理することで効率性を高めています

 

コスト(手数料)が安い

コスト(手数料)が安いのも、Avalancheの大きな特徴の一つです。

例えばイーサリアムで送金した場合20ドルかかるところを、Avalancheなら0.7ドルの低コストで済むわけですね。

 

また、手数料として支払われたAVAXは、その後バーン(焼却)されていきます。

これによってAVAXの希少性を高め、価格が上がりやすく(下がりにくく)なる仕組みとなっています。

 

分散性に優れている

処理能力が高く低コストなAvalancheは、分散性にも優れています。

例えば、何か一つのデータを処理する際、あなた1人が作業すると必ずどこかでミスが発生しますよね。

 

Avalancheは一つのデータを処理する際に多くの人がダブルチェックをしていて、「正しい」と判断された場合にのみ処理が実行されるわけです。

この分散性によって、膨大なデータの処理を超高速かつ正確に行うことができるようになっています。

 

ちなみに同じく高いスケーリング性能(処理能力の早さや手数料など)を誇るのが、BSC(Binance Smart Chain)。

BSCではネットワークの大部分をBSCが管理することで即時取引を実現していて、その代償として犠牲になっているのがネットワークの分散性です。

 

Avalancheは高いスケーリング性能と分散性を両立している、他のチェーンと比べても非常に高い競争力を持ったチェーンとなっています。

 

イーサリアムと互換性がある

これまでのブロックチェーン業界においては、異なるブロックチェーン同士に互換性がないという「インターオペラビリティ問題」がありました。

Avalancheは設計当初からイーサリアムとの互換性を実現しており、イーサリアム上に開発されたアプリケーションは全てAvalanche上でも動くようになっています。

 

例えば、外部の情報を取り込む役割である分散型オラクルプラットフォーム。のChainlink(LINK)やイーサリアム基盤のDEXであるSushiswap(SUSHI)

これらは、早々にAvalancheプラットフォームへの対応を実現させています。

 

イーサリアム上のDappsも、Avalanche上で同じように動く。

だからこそ、Avalancheがイーサリアムキラーとして大注目されているわけですね。

 

簡単にNFTを発行できる

Avalancheは専用のウォレットの中にある「NFT Studio」という機能を使って、誰でも簡単にNFTが発行できるようになっています。

NFTとは(Non-Fungible Token/非代替性トークン)の略で、ブロックチェーン技術を使って代替不可能な唯一無二のデータのこと。

 

Avalancheで発行したNFTは、他のウォレットに送付して他のマーケットプレイスで売買することも可能です。

ちなみにNFT発行手数料はAvalancheの独自トークンAVAXで支払い、1つのNFTを発行するごとに0.001AVAX(1AVAX=7,000円換算で7円)が必要になります。

 

Avalancheが注力する主な分野

そもそもAvalancheは、単体ブロックチェーンとして存在価値を高めるつもりは毛頭にありません。

Avalancheが目指すのは

「ブロックチェーンのインターネット」として無数に存在する各ブロックチェーンを繋ぐ

こと。

 

また「金融のインターネット」として金融業界、つまり「DeFi(分散型金融)分野」への注力を明確に宣言しています。

中でもDEXレンディングサービスは、Avalancheの開発における最優先事項。

 

結局のところ、100円送金するのに数千円の手数料がかかったり数時間の待機時間が発生してしまうなど、イーサリアム基盤は金融系分野で活用するには不適切なんですよね。

処理能力の早さ、低コスト、分散性による効率的なオペレーションといった武器で、AvalancheはDeFi分野で確固たる地位を築きそうです。

 

ちなみにAvalancheは、DeFi含めて以下3つの分野に力を入れています。

Decentralized Finance (DeFi)

  • Asset Issuance
  • Automated Market Makers (AMMs)
  • Borrowing & Lending
  • Decentralized Exchanges (DEXs)

Institutions, Enterprises, and Governments

  • Asset Issuance & Trading
  • Debt Financing
  • Digital Identity
  • Document Tracking

Digital Collectibles

  • Art
  • Certifications and Licenses
  • Collectibles
  • Credentials

 

仮想通貨AVAX(Avalanche/アバランチ)の将来性・今後の価格予測

仮想通貨AVAX(Avalanche)の将来性は極めて高く、中長期的に考えれば、まだまだ今後の価格は上昇する可能性は高いです。

AVAX(Avalanche)の将来性が高いというのには、主に2つの理由があります。

 

イーサリアムのシェアを奪えるスペックとプロジェクト設計

Avalancheの高速処理能力と低コストなスペックは、イーサリアムが抱えるスケーラビリティという致命的な問題を解決することができます。

Avalancheが注力するDeFi分野は、今後さらに成長することは確実。

 

そう考えれば、

イーサリアム<Avalanche

という図式は必然的なものとなり、Avalancheはより多くの人からさらなる支持を受けることになる可能性が高いですね。

 

Avalanche Brigeによる他チェーンとの連携

Avalancheがイーサリアムと互換性があることは先にお伝えした通りですが、イーサリアム以外の他チェーンとの互換性も今後は担保されるようになります。

それを実現するのがAvalanche Bridgeというクロスチェーンブリッジの技術で、Medium上で以下の通り述べられています。

Multi-chain: the bridge will support a growing number of blockchains in the future to center Avalanche as a core hub of DeFi.

マルチチェーン:Avalanche BridgeはDeFiのコアハブとしてAvalancheを中心に据え、将来的にさらに多くのブロックチェーンをサポートしていきます。

 

つまり、イーサリアムとの互換性はあくまで序章に過ぎないということ。

そもそも各ブロックチェーンを繋ぐことこそが、Avalancheが目指しているものですからね。

 

実際、送金に特化した仮想通貨XRP(リップル)が出資するFlare Networksのプロジェクトは、Avalancheチェーンをベースに設計されています。

この流れが加速すれば、Avalancheが金融系ブロックチェーンのプラットフォームになるのも現実味を帯びてきますよね。

 

Avalancheの時価総額は既に1兆5000億ほどありますが、同じように2021年に大注目を集めて急騰したSOL(Solana)は一気に6兆円を超える時価総額になっています。

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AvalancheがSolanaのようにさらに注目を集め、ゆくゆくは時価総額40兆円を超えるイーサリアムの牙城を崩すことができれば、今の価格から40倍~50倍になっても全然おかしくありません。

いずれにせよ、Avalancheが今後大いに期待できる仮想通貨であることは間違いないですね。

 

仮想通貨AVAX(Avalanche/アバランチ)の買い方・購入方法・おすすめの取引所

ここからは、仮想通貨AVAX(Avalanche)の買い方やおすすめの取引所についてお伝えしていきます。

将来性が高いAVAX(Avalanche)ですが、残念ながら現時点で国内取引所での取り扱いはありません

 

AVAXトークンを購入するためには、以下のステップを踏んで海外取引所でトークンを購入する必要があります。

AVAX(Avalanch)の買い方
  1. 国内取引所で口座を開設する
  2. 国内取引所でビットコイン(BTC)を買う
  3. 海外取引所で口座を開設する
  4. 購入したビットコイン(BTC)を海外取引所のウォレットに送金する
  5. 海外取引所にてビットコイン(BTC)でAVAXを買う

 

国内の取引所で安くビットコインや仮想通貨を買うなら、世界170ヶ国で数千万人のユーザー数を誇る取引所フォビジャパン(Huobi Japan)です。

フォビジャパン

 

フォビジャパンの最大のメリットは、取引所経由で扱う銘柄数が圧倒的に多いこと。

フォビジャパンが取引所で扱う14銘柄という数は、国内で圧倒的ナンバーワンです。

 

基本的に国内の仮想通貨取引所は「販売所」と「取引所」経由での売買機能があって、販売所経由での売買は取引所に支払う手数料が高くなります

フォビジャパンは取り扱いする全銘柄が取引所経由で売買できるようになっており、取引所に支払う売買手数料が格安なのです。

 

少しでも安く買って高く売りたいというキャピタルゲイン目的で仮想通貨投資をするなら、フォビジャパンを使わない選択肢はありません。

世界有数の仮想通貨取引所だけにセキュリティ対策も万全で、安心・安全に仮想通貨取引が行える環境が整っています。

 

Huobiは全世界で展開しているグローバルな取引所のため、今後もHuobiでしか買えない通貨の上場が大いに期待できます。

新規仮想通貨の上場がアナウンスされてからでは遅いので、フォビジャパンはまず最初に口座開設しておきましょう。

 

※これから仮想通貨投資を始める超初心者向けに、以下の記事仮想通貨の始め方を「図解入り完全ガイド」しています。

仮想通貨投資を始める上であなたが気になっている疑問もほとんど解決できますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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また、海外取引所でAVAX(Avalanch)を購入するなら、世界最大の取引所であるBinanceがベスト。

結局のところ、取り扱ってる仮想通貨のラインナップや豊富な通貨ペアなど、Binanceが一番使い勝手がいいんですよね。

 

近年、日本政府の規制が厳しくなってきており、海外取引所の新規口座開設ができなくなるところも出始めています

ハッキリ言って、Binanceに口座を持ってないと仮想通貨で億り人になれる可能性はゼロです。

 

四の五の言わずに、今のうちにBinanceは口座開設だけでもしておきましょう

 

まとめ

今回はAVAX(Avalanche)とはどんな仮想通貨で、どんな特徴やメリットがあるかなどについてお伝えしてきました。

桁違いの処理能力

コスト(手数料)が安い

分散性に優れている

イーサリアムと互換性がある

簡単にNFTを発行できる

 

「イーサリアムキラー」大本命銘柄の一つであるAVAX(Avalanche)が、今後さらに大きく成長することは確実です。

AVAX(Avalanche)の高い将来性に大いに期待しましょう。

 

国内取引所を選ぶポイントやおすすめの使い方については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

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