「最近Solanaっていう仮想通貨をよく聞くけど、そもそもソラナとかSOLとは何…?」
これまで仮想通貨業界は、ビットコインとイーサリアムという二大通貨を中心に成長を遂げてきました。
特にここ数年で大注目されているのが、スマートコントラクトを武器にDappsと呼ばれる多くの分散型アプリケーションを生み出し利用価値を高めているイーサリアム。
PCの世界で例えて言えば、イーサリアムはマイクロソフトのWindowsやGoogleのAndroidといった「OS」のようなもの。
これまで「ブロックチェーンの王様」ともいえるイーサリアムに対抗しようと多くの新規プロジェクトが生まれてきましたが、イーサリアムの牙城を崩すことはできずにいました。
そんな中、「イーサリアムキラーの大本命」として急速に脚光を浴び、大手取引所に上場後たった一年程度で時価総額ランキング6位にまで一気に上り詰めたのがSolana(SOL)です。
今回は、今話題のSolanaとは何なのかをしっかり理解しておきたいあなたのために、
- Solanaの主な特徴やメリット
- Solanaの将来性や今後の価格予測
- Solana(SOL)の買い方やおすすめの取引所
についてお伝えしていきます。
Solanaを抜きにして、今後の仮想通貨・ブロックチェーン業界は語れません。
ITオンチな人でも理解できるようにポイントを絞ってわかりやすく簡単に説明していくので、今のうちにしっかりとSolanaを理解しておきましょう。
仮想通貨SOL(Solana)とは?主な特徴やメリット
SOL(Solana)とはどんな仮想通貨でどういった特徴やメリットがあり、なぜここまで注目を浴びているのか。
まずはSolanaの基本情報について、しっかり押さえおきましょう。
SOL(Solana)の基本情報:時価総額・価格・チャート
SOL(Solana)の価格は1SOL=20,517円で時価総額は約6兆円となっており、チャートはここ数ヶ月で超右肩上がりの急騰を続けています(2021/9/10現在)。
通貨名 | Solana |
---|---|
ティッカー・シンボル | SOL |
価格 | 20,517円 |
時価総額 | ¥6,013,061,407,124 |
発行枚数上限 | 約4.9億SOL |
循環供給 | 約4.9億SOL |
時価総額ランキング | 第6位 |
コンセンサスアルゴリズム | PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー) |
ブロックチェーン | Solana |
ホワイトペーパー | Whitepaper |
公式サイト | https://solana.com/ |

このSOL(Solana)爆騰の引き金になったのが、2021年5月にCoinbaseへ新規上場したこと。
ここ数ヶ月の狂った騰がり方を見れば、今どれだけ世の中がSolanaに熱狂しているのかがわかりますね。
SOL(Solana)の主な特徴やメリット
SOL(Solana)の特徴やメリットは山ほどありますが、「イーサリアムキラー大本命」という意味では、ひとまず以下3つのポイントを押さえておけばOKです。
処理速度が速い
手数料が安い
拡張性が高い
ここからは、上記3つのポイントを実現している技術的な部分を簡単に説明していきましょう。
Solanaの独自規格SPL(Solana Program Library)
ERC20ベースで作成されたトークンとSolanaのSPLベースでできたトークンは、Wormholeという双方をつなぐトンネル(相互に接続するブリッジのようなもの)によって互換性を実現しています。
つまり、Solanaの規格で作られたSPLトークンはイーサリアムの標準規格であるERC20ベースで発行されたトークンと交換することができるわけで、ここがまたSolanaの抜け目ないところ。
Dappsの王者であるイーサリアム経済圏にしっかり寄せているからこそ、イーサリアムのシェアを奪える可能性があるわけですね。
ちなみに、これまで様々なプロジェクトがSolanaのSPL規格を採用。
また、次々にステーブルコインとも提携をしており、ユーザーが売買する際の利便性も向上しています。
- 2020年9月 Solana上でUSDTトークンローンチを発表
- 2020年10月 ステーブルコインUSDCがSolanaに対応することを発表
独自のコンセンサスアルゴリズム「PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)」を採用
ビットコインなどで採用されているPoW(プルーフ・オブ・ワーク)というアルゴリズムはデータを処理する際にノード間で証明しあうプロセスが必要で、これによって「処理が重い・遅い」「手数料(ガス代)が高い」といった致命的な問題を引き起こします。
一方、SolanaはPoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)というPoS(プルーフ・オブ・ステーク)をベースにしたアルゴリズムによって各データに「タイムスタンプ」を押し、データを処理する人が簡単に「履歴」を閲覧できるようにしてPoWの諸問題を解決しているわけです。
ちなみにSolana創設者のAnatoly Yakovenko氏は、以下のように述べています。
Solana is the most performant permissionless blockchain in the world. On current iterations of the Solana Testnet, a network of 200 physically distinct nodes supports a sustained throughput of more than 50,000 transactions per second when running with GPUs.
Solanaは世界で最もパフォーマンスの高いパーミッションレスなブロックチェーンです。 Solanaのテストネットにおける検証においては、物理的に異なる200ノードのネットワークがGPUによって実行されている場合、1秒あたり50,000トランザクションを超える持続スループットをサポートしています。
Solanaが目指しているのは、
ネットワークの通信速度を、個々のノードのパフォーマンスと同程度にする
です。
つまり、インターネットを介した全ての作業を、あなたのローカルPCで行う作業と同じような超ハイスピードな速度でストレスフリーに実現させようということですね。
手数料は1トランザクションあたり0.0001ドル
手数料は1トランザクションあたり1000分の1円なので、ほぼ無料状態。
イーサリアムよりも高速で手数料が安い、これがSolanaが「イーサリアムキラー大本命」といわれる大きなポイントです。
他規格のブロックチェーンとの互換性
Solanaは、インターオペラビリティ(相互運用性)が備わっています。
これによって例えばイーサリアム上に作られたアプリケーション(Dapps)であってもSolana上で動かせるようにして、Solanaのメリットを享受できるようになります。
実際、Audiusというイーサリアム基盤の音楽ストリーミングのプロジェクトは、ユーザー数の増加に伴いDapps開発をイーサリアムからSolanaに一部移行予定です。
ステーキングやガバナンスはイーサリアム上で行われ、実際の音楽ストリーミングサービスは高速処理が可能なSolana上で実行することでSolanaの良い部分活用してサービス向上に役立てようとしています。
ちなみにAudiusは、NFTの展示が行える「Audius Collectibles」も開始している要注目プロジェクトの一つですね。
Solana関連銘柄やサポートする主なプロジェクト

Solanaをサポートするプロジェクトは続々と増えており、プロジェクトも次々にロンチしている状態です。
ここでは、最近注目度が高まっているSolana関連銘柄を2つほどピックアップしておきましょう。
Serum(SRM)
Serum(SRM)は、Solana基盤のDEX(分散型取引所)です。
数少ない板取引ができるDEXになっています。

Raydium(RAY)
Raydium(RAY)はSerumも組み込んでいるSolana基盤のDEXで、イールドファーミングやステーキングによって所有通貨を資産運用できるのが大きな特徴です。
RaydiumはIDOも運営していて、上場前トークンのプライベートセールにも参加できるようになっています。

仮想通貨SOL(Solana)の将来性・今後の価格予測
SOL(Solana)の将来性はイーサリアムキラーの大本命として極めて明るく、中長期的に今後の価格はもっと上がる可能性が高い仮想通貨です。
例えば現状の仮想通貨時価総額トップ10を踏まえて考えた場合、仮にイーサリアムの牙城を崩せれば今の価格から7~8倍にもなる計算。
- ビットコイン(BTC):約97兆
- イーサリアム(ETH):約44兆
- カルダノ(ADA)約8.5兆
- バイナンスコイン(BNB)約7.6兆
- テザー(USDT)約7.5兆
- ソラナ(SOL)約6兆
- リップル(XRP)約5.5兆
- ポルカドット(DOT):約4兆
- ドージコイン(DOGE):約3.5兆
- USDコイン(USDC):約3.2兆
もちろんこれはあくまで計算上の話なので、王者イーサリアムを抜くのはそう簡単な話ではありません。
ただSolanaの特徴や今の勢い、現在進行中のプロジェクトを考えれば中長期的に上がるのは確実なので、今のうちに安いところで買って仕込んでおくのがいいですね。
仮想通貨SOL(Solana)の買い方・おすすめの取引所
仮想通貨SOL(Solana)は、残念ながら現時点で日本国内の取引所には上場していません。
そのため、SOL(Solana)を購入するためには、以下のようなステップでSOLを扱っている海外取引所でSOLを購入する必要があります。
- 国内取引所で口座を開設する
- 国内取引所でビットコイン(BTC)を買う
- 海外取引所で口座を開設する
- 購入したビットコイン(BTC)を海外取引所のウォレットに送金する
- 海外取引所にてビットコイン(BTC)でソラナ(SOL)を買う
国内の取引所で安く仮想通貨を買うなら、世界170ヶ国で数千万人のユーザー数を誇る取引所フォビジャパン(Huobi Japan)です。

フォビジャパンの最大のメリットは、取引所経由で扱う銘柄数が圧倒的に多いこと。
フォビジャパンが取引所で扱う14銘柄という数は、国内で圧倒的ナンバーワンです。
基本的に国内の仮想通貨取引所は「販売所」と「取引所」経由での売買機能があって、販売所経由での売買は取引所に支払う手数料が高くなります。
フォビジャパンは取り扱いする全銘柄が取引所経由で売買できるようになっており、取引所に支払う売買手数料が格安なのです。
少しでも安く買って高く売りたいというキャピタルゲイン目的で仮想通貨投資をするなら、フォビジャパンを使わない選択肢はありません。
世界有数の仮想通貨取引所だけにセキュリティ対策も万全で、安心・安全に仮想通貨取引が行える環境が整っています。
Huobiは全世界で展開しているグローバルな取引所のため、今後もHuobiでしか買えない通貨の上場が大いに期待できます。
新規仮想通貨の上場がアナウンスされてからでは遅いので、フォビジャパンはまず最初に口座開設しておきましょう。
※これから仮想通貨投資を始める超初心者向けに、以下の記事で仮想通貨の始め方を「図解入り完全ガイド」しています。
仮想通貨投資を始める上であなたが気になっている疑問もほとんど解決できますので、ぜひ参考にしてくださいね。

また、海外取引所でSOL(Solana)トークンを購入するなら、世界最大の取引所であるBinanceがベスト。
結局のところ、取り扱ってる仮想通貨のラインナップや豊富な通貨ペアなど、Binanceが一番使い勝手がいいんですよね。
近年、日本政府の規制が厳しくなってきており、海外取引所の新規口座開設ができなくなるところも出始めています。
ハッキリ言って、Binanceに口座を持ってないと仮想通貨で億り人になれる可能性はゼロです。
四の五の言わずに、今のうちにBinanceは口座開設だけでもしておきましょう。
まとめ
今回は仮想通貨SOL(Solana)とは何なのか、どんな特徴やメリットがあって、将来性や今後の価格予想はどうなのかなど、買い方やおすすめの取引所も含めてお伝えしてきました。
とにかく知っておきたいのは、Solanaがイーサリアムキラー大本命であることは間違いないということ。
Solanaは今後も爆速で成長を続け、今後も仮想通貨業界をリードしていくエース級の存在になる可能性大です。
SOL(Solana)の高い将来性に大いに期待しましょう。
※国内取引所を選ぶポイントやおすすめの使い方については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
