「CELO(セロ)とはどんな仮想通貨で、どういったプロジェクトなの?」
2020年から盛り上がりを見せてきた仮想通貨業界ですが、そのきっかけになったのがDeFi(分散型金融)というトレンドです。
ブロックチェーン技術を活用して、金融の仕組みを根本から変える「金融革命」ともいうべき新しいプロジェクトが次々に生まれています。
そんなDeFi(分散型金融)プロジェクトの中において、大きな脚光を浴びているのがCelo。
Celoは、
To Build a Financial System That Creates the Conditions for Prosperity—for Everyone.
をミッションに掲げた金融包括の実現を目指す大注目のプロジェクトです。
今回は、仮想通貨CELOやCeloのプロジェクトを詳しく知りたいあなたのために、
- CELOの主な特徴やメリット
- CELOの将来性や今後の価格予測
- CELOの買い方やおすすめの取引所
についてお伝えしていきます。
仮想通貨CELO(セロ)とは?
CELO(セロ)とはどんな仮想通貨で、金融包括を目指すCeloはどのようなプロジェクトなのか。
まずはCELO(Celo)の主な特徴やメリットなど、基本情報を押さえていきましょう。
CELO(セロ)の基本情報:時価総額・価格・チャート
2021/9/24現在、CELO(Celo)の価格は1CELO=円となっており、時価総額は約2,427億円で時価総額ランキング第57位に位置する仮想通貨です。
直近のチャート的には、9月24日に1CELO=924円という上場来高値をつけています。
通貨名 | Celo |
---|---|
ティッカー・シンボル | CELO |
価格 | 793円 |
時価総額 | ¥242,751,095,916 |
発行枚数上限 | 10億 |
循環供給 | 約3億 |
時価総額ランキング | 第57位 |
ブロックチェーン | ERC20 |
ホワイトペーパー | Whitepaper |
公式サイト | https://celo.org/ |

CELO(セロ)の主な特徴やメリット
Celo(セロ)は、Celo Foundationによって立ち上げられた金融包括を目指す分散型のオープンソースプロジェクトです。
仮想通貨のベースとなっているブロックチェーンは間違いなく今後の世界のあり方を変える革新的な技術ですが、現状においては以下のように3つの大きな課題を抱えています。
- スケーラビリティ問題(処理能力における課題)
- ボラティリティが高く価格が不安定
- UXの問題(複雑な設定や操作が必要)
この中でCeloが注力するのは②と③で、「価格の安定化」と「シンプルなUX」を実現することで金融の大衆化を図ろうとしています。
ここからはCELO(Celo)の主な特徴やメリットについて、ポイントを絞ってみていきましょう。
- 世界中の人々へ金融サービスを届ける
- ステーブルコインによって価格の安定化を図る
- 電話番号だけでスマホ送金が可能
- 強力なサポーター陣とコミュニティ
世界中の人々へ金融サービスを届ける
冒頭でお伝えしたミッションの通り、Celoは世界中の人々へ金融サービスを届けることをミッションに掲げたプロジェクトです。
日本を含めた先進国には、銀行があって国民のほとんどが銀行口座を普通に持っていますよね。
一方で発展途上国においてはそもそも銀行というものが少なく、先進国ではあたりまえのように使われている金融サービスが提供されていないんです。
Celoは既存金融にアクセスできない主に発展途上国の人々をメインのターゲットとして、ブロックチェーン技術を使った新しい金融サービスを作ることをを目的にしています。
ステーブルコインによって価格の安定化を図る
仮想通貨は暴騰や暴落を繰り返すような非常にボラティリティの高い金融商品ですが、Celoはステーブルコインによって価格の安定化を図っています。
ステーブルコインとは、米ドルやユーロ、日本円といった法定通貨と連動した仮想通貨のこと。
Celoは「Celo Dollar (cUSD)」や「Celo Euro (cEUR)」といったステーブルコインを発行し、ボラティリティの高さという仮想通貨が抱える大きな課題の一つに取り組んでいるんです。
仮に法定通貨との価格に乖離が生じた場合には、独自のアルゴリズムでステーブルコインの供給量や手数料を変更しマーケットの需給を調整することで価格を安定させています。
ちなみにCeloは、手数料支払いや価格安定化メカニズム、投票などコミュニティのガバナンスに用いられる「Celo Gold」という基軸通貨も発行しています。
価格がより安定している「金」をペッグ対象にした上でリザーブカレンシーとして活用することで、「Celo Dollar」や「Celo Euro」といったステーブルコインの価値を保証しているわけですね。
電話番号だけでスマホ送金が可能
基本的に仮想通貨を送金する際には、専用ウォレットを作るために公開鍵や秘密鍵を作成したり送金するにも難解なアドレスを設定したりと、とにかく非常に複雑です。
「金融サービスを大衆化する」といってもUX(User Experience)が悪すぎて、これでは多くの人々が気軽に利用することなんてできませんよね。
Celoは相手の電話番号だけでスマホ送金が可能な「Valora(バロラ)」というアプリを提供していて、この仮想通貨が抱える「UXの課題」を解決しています。
今や世界のスマホ人口は40億人を超え、これは世界人口80億人の半数に相当する数です。
たとえ経済的に貧しい発展途上国であっても、「スマホは持っている」という状況になりつつあります。
つまり、スマホは金融の大衆化を図るのに最適なプラットフォームであるということ。
スマホを経由して簡単に仮想通貨を利用できる、これこそがまさに「DeFiの本質」です。
万人が使いやすいスマホのUXを活用することで、たとえITリテラシーの低い人であっても仮想通貨を簡単送金できるようにしています。
ちなみにこの思想って、Facebookが開発中の「Libra(リブラ)」に近いですよね。
Facebookは知名度が非常に高いので今ではCeloよりLibraの方が有名になってますが、実はFacebookよりもずっと前からCeloはやってきている超老舗というわけです。
強力なサポーター陣とコミュニティ
Celoを理解する上で外せないのが、影響力を持った強力なサポーター陣とコミュニティの存在です。
例えば有名ベンチャーファンドであれば、
- a16z
- Polychain Capital
- Coinbase
- Dragonfly Capital
といった名だたる顔ぶれが並び、その他にも、
- Reid Hoffman(LinkedIn創業者)
- Jack Dorsey(Twitter創業者)
- 本田圭佑(プロサッカー選手)
などなど、世の中に大きな影響力を持つインフルエンサー達もこぞってCeloを支持しています。
またCeloは分散型のオープンソースプロジェクトということもあり、ガバナンスはCelo Allianceという組織によって行われています。
このCelo Allianceを構成するメンバーは先に挙げたベンチャーファンドはもちろんのんこと、
- Gitcoin(カカオトークなどを運営するKlaytnやOSSへの資金提供プラットフォーム)
- Blockchain.com(暗号資産カストディ大手)
- Anchorage(米国初の暗号資産銀行)
などなど、計100以上の企業・団体によって管理運営されています。
仮想通貨CELO(セロ)の将来性・今後の価格予測
Celoが目指す「金融の大衆化」は既存の金融サービスが行き届かない国々で求められているものであり、Celoの将来性は間違いなく明るいです。
Celoのプロジェクトが今後さらに注目を浴びることは確実で、それに伴いCELOの価格も中長期的には大きく成長することになるでしょう。
仮想通貨CELO(セロ)の買い方・おすすめの取引所
ここからは、仮想通貨CELO(セロ)の買い方やおすすめの取引所についてお伝えしていきます。
非常に意義のあるプロジェクトで将来性が高いCELOですが、残念ながら現時点で国内取引所での取り扱いはありません。
CELOトークンを購入するためには、以下のステップを踏んで海外取引所でトークンを購入する必要があります。
- 国内取引所で口座を開設する
- 国内取引所でビットコイン(BTC)を買う
- 海外取引所で口座を開設する
- 購入したビットコイン(BTC)を海外取引所のウォレットに送金する
- 海外取引所にてビットコイン(BTC)でCELOを買う
国内の取引所で安くビットコインや仮想通貨を買うなら、世界170ヶ国で数千万人のユーザー数を誇る取引所フォビジャパン(Huobi Japan)です。

フォビジャパンの最大のメリットは、取引所経由で扱う銘柄数が圧倒的に多いこと。
フォビジャパンが取引所で扱う14銘柄という数は、国内で圧倒的ナンバーワンです。
基本的に国内の仮想通貨取引所は「販売所」と「取引所」経由での売買機能があって、販売所経由での売買は取引所に支払う手数料が高くなります。
フォビジャパンは取り扱いする全銘柄が取引所経由で売買できるようになっており、取引所に支払う売買手数料が格安なのです。
少しでも安く買って高く売りたいというキャピタルゲイン目的で仮想通貨投資をするなら、フォビジャパンを使わない選択肢はありません。
世界有数の仮想通貨取引所だけにセキュリティ対策も万全で、安心・安全に仮想通貨取引が行える環境が整っています。
Huobiは全世界で展開しているグローバルな取引所のため、今後もHuobiでしか買えない通貨の上場が大いに期待できます。
新規仮想通貨の上場がアナウンスされてからでは遅いので、フォビジャパンはまず最初に口座開設しておきましょう。
※これから仮想通貨投資を始める超初心者向けに、以下の記事で仮想通貨の始め方を「図解入り完全ガイド」しています。
仮想通貨投資を始める上であなたが気になっている疑問もほとんど解決できますので、ぜひ参考にしてくださいね。

また、海外取引所でCELOトークンを購入するなら、世界最大の取引所であるBinanceがベスト。
結局のところ、取り扱ってる仮想通貨のラインナップや豊富な通貨ペアなど、Binanceが一番使い勝手がいいんですよね。
近年、日本政府の規制が厳しくなってきており、海外取引所の新規口座開設ができなくなるところも出始めています。
ハッキリ言って、Binanceに口座を持ってないと仮想通貨で億り人になれる可能性はゼロです。
四の五の言わずに、今のうちにBinanceは口座開設だけでもしておきましょう。
まとめ
今回はCELO(セロ)とはどんな仮想通貨で、Celoのプロジェクトにはどんな特徴やメリットがあるかなどについてお伝えしてきました。
- 世界中の人々へ金融サービスを届ける
- ステーブルコインによって価格の安定化を図る
- 電話番号だけでスマホ送金が可能
- 強力なサポーター陣とコミュニティ
Celoは既存金融が行き届かない世界中の人々に誰でも簡単に使える金融サービスを届けるという、社会課題を解決する非常に意義のあるプロジェクト。
Celoのサービスを求めるニーズは今後ますます高まることは間違いないので、Celoに今の内から投資をしておけば将来大きなリターンを得られる可能性大ですね。
※国内取引所を選ぶポイントやおすすめの使い方については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
