「ONEとはどんな仮想通貨で、Harmony(ハーモニー)ってどういったプロジェクトなの?」
2021年の仮想通貨業界は、これまで埋もれていた多くの有望プロジェクトが脚光を浴びるようになりました。
ONE(Harmony)も2021年に大きく知名度を上げ、2021年1月から9月の期間で55倍にまで爆騰している仮想通貨です。
今回は、ONE(Harmony)を詳しく知りたいあなたのために、
- ONE(Harmony)の主な特徴やメリット
- ONE(Harmony)の将来性や今後の価格予測
- ONE(Harmony)の買い方やおすすめの取引所
についてお伝えしていきます。
仮想通貨ONE(Harmony/ハーモニー)とは?
ONEとはどんな仮想通貨で、市場から熱い視線を浴びているHarmony(ハーモニー)は一体どんなプロジェクトなのか。
まずはONE(Harmony)の主な特徴やメリットなど、基本情報をしっかりと押さえていきましょう。
ONE(Harmony)の基本情報:時価総額・価格・チャート
2021年9月26日現在、ONE(Harmony)の価格は1ONE=17.63円となっており、時価総額は約1,863億円で時価総額ランキング第61位に位置する仮想通貨です。
直近のチャート的には9月12日に1ONE=23.84円という上場来高値をつけ、仮想通貨相場全体が下落調整する中で大きく逆行高してきました。
通貨名 | Harmony |
---|---|
ティッカー・シンボル | ONE |
価格 | 17.63円 |
時価総額 | ¥186,268,060,503 |
発行枚数上限 | 約132億 |
循環供給 | 約105億 |
時価総額ランキング | 第61位 |
ブロックチェーン | イーサリアム |
コンセンサスアルゴリズム | FBFT(Fast Byzantine Fault Tolerance) |
ホワイトペーパー | Whitepaper |
ロードマップ | Roadmap |
公式サイト | https://www.harmony.one/ |
スケーラビリティ問題を解決するレイヤー2ソリューション
トランザクション混雑時における低い処理能力や手数料の高騰など、これまでのブロックチェーンは「スケーラビリティ」に大きな課題を抱えていました。
Harmony(ONE)は、このスケーラビリティ問題を解決するイーサリアムレイヤー2ソリューションです。
Harmonyが提供するスケーラビリティは、イーサリアムやPolkadotを遥かに凌ぐもの。
これによってクロスチェーンでのアプリケーションの相互運用、様々なデータ処理、NFTマーケットプレイスといったサービスに活用されています。
100億人のためのオープンコンセンサス
Harmony(ONE)は、「100億人のためのオープンコンセンサス」を可能にするブロックチェーンプラットフォームの構築を目指すプロジェクト。
約80億人という現状の世界人口を考えれば、世界中の人々が使えるグローバルなサービスを目指しているというわけですね。
BinanceのIEOによる仮想通貨
ONE(Harmony)は、2019年5月にBinanceのIEOプラットフォームである「Binance Launchpad」上でトークンセールを実施した仮想通貨です。
厳正な審査で有名なBinanceのIEOによってトークンセールされたということは、それだけHarmonyのプロジェクトに信頼性と将来性があるという証拠でもあります。
ちなみに、メインネットの立ち上げはBinanceのIEO後の2019年6月。
ビットコインやイーサリアムといった老舗ブロックチェーンと比べると、新しいブロックチェーンとなっています。
優秀なチーム
Harmonyは4名の創設メンバーによって立ち上げられたプロジェクトですが、
- ペンシルバニア大学出身
- ハーバードビジネススクール出身
- スタンフォード大学出身
- 元Googleのエンジニア
というようにそれぞれが華麗な経歴を持っていて、超優秀であることがわかります。
どんな人やチームが開発や運営に携わっているかは、プロジェクトの成功を左右する重要な要素の一つです。
Harmonyの優秀なチームは、「100億人のためのオープンコンセンサス」という壮大なビジョンの実現に向けて大いに期待されています。
ONE(Harmony)の主な特徴やメリット
ここからは、ONE(Harmony)の主な特徴やメリットについて、ポイントを絞って見ていきましょう。
- オープンで高速なブロックチェーン
- 手数料はイーサリアムの100分の1
- 分散乱数生成プログラムとVDFによる安全性の実現
- クロスチェーンによる相互運用性
- ステーキングができる
高速で正確なトランザクション処理を実現
Harmonyが採用しているコンセンサスアルゴリズムは、FBFT(Fast Byzantine Fault Tolerance)という独自のもの。
これによって、たとえトランザクションが混雑している場合であっても、より速く正確にトランザクション処理するプラットフォームを実現しています。
ちなみにHarmonyのメインネットでトランザクション処理を完了する時間は、わずか2秒です。

手数料はイーサリアムの100分の1
スケーラビリティ問題を解決するためには処理能力を高めるだけでなく、手数料の高騰も抑える必要があります。
Harmonyのメインネットは、イーサリアムの100分の1の手数料でアプリケーションの実行が可能です。
分散乱数生成プログラムとVDFによる安全性の実現
現在の主流であるPoS(プルーフオブステークス)というコンセンサスアルゴリズムは、トークンの保有量に応じてブロックチェーンの承認作業を行うというもの。
一方このPoSにはトークンの保有量を見れば承認者が特定できてしまい、外部からの攻撃によって承認作業が阻害されるリスクがあります。
そこでHarmonyが採用しているのが、チェーンの承認者をランダムで決めるという「分散乱数生成プログラム」。
このプログラムに加え、「VDF」と呼ばれる乱数公開をあえて遅延させる機能を導入することで、限りなくセキュアなプラットフォームを実現しています。
クロスチェーンによる相互運用性
Harmonyは「Harmony Bridge(ハーモニー・ブリッジ)」という機能によってPoWのブロックチェーンとPoSのチェーンを接続し、相互運用が可能です。
これによって、イーサリアムやBinance Smart Chain系の仮想通貨交換や、相互でデータのやり取りなどができるようになっています。
ステーキングができる
Harmony(ONE)は所有しているトークンをValidatorに預けることで、ステーキングによって報酬を受け取ることも可能です。
ステーキング報酬のAPR(概算年利)は10%前後で、100ONEからステーキングすることができます。
仮想通貨ONE(Harmony/ハーモニー)の将来性・今後の価格予測
独自の高度な技術力でスケーラビリティ問題を解決に導くHarmonyの将来性は極めて高く、市場からの注目度がより高まればONEトークンの今後の価格は中長期的に上がっていく可能性大です。
その根拠となるのが、ポテンシャルの高いパートナーの存在。

Ankr Networkとの共同技術開発
世界中で休眠状態(使われていない)パソコンの処理能力を企業や個人に提供し、活用してもらうようなサービスを提供しているのがAnkr Network。
HarmonyはAnkr Networkと提携し、分散型のエコシステムを発展させる技術を共同開発しています。
Chainlinkとの協業によるスマートコントラクトの活用
Chainlinkは独自のクロスチェーン技術で異なるブロックチェーン同士の相互運用サービスを提供している、仮想通貨時価総額ランキング第15位の大御所です。
HarmonyとChainlinkの提携によって、オフチェーン上でスマートコントラクトを活用することが可能になりました。
NOIZ Chainとの協業による広告ビジネスへの展開
ブロックチェーン技術によって、AI互換の分散型広告交換プラットフォームを提供しているのがNOIZ Chainです。
NOIZ Chainとの協業によって、スマートコントラクトを活用した広告ビジネスへの展開が期待されています。
仮想通貨ONE(Harmony/ハーモニー)の買い方・おすすめの取引所
ここからは、仮想通貨ONE(Harmony)の買い方やおすすめの取引所についてお伝えしていきます。
将来性が高いONE(Harmony)ですが、残念ながら現時点で国内取引所での取り扱いはありません。
ONEトークンを購入するためには、以下のステップを踏んで海外取引所でトークンを購入する必要があります。
- 国内取引所で口座を開設する
- 国内取引所でビットコイン(BTC)を買う
- 海外取引所で口座を開設する
- 購入したビットコイン(BTC)を海外取引所のウォレットに送金する
- 海外取引所にてビットコイン(BTC)でONEを買う
国内の取引所で安くビットコインや仮想通貨を買うなら、世界170ヶ国で数千万人のユーザー数を誇る取引所フォビジャパン(Huobi Japan)です。

フォビジャパンの最大のメリットは、取引所経由で扱う銘柄数が圧倒的に多いこと。
フォビジャパンが取引所で扱う14銘柄という数は、国内で圧倒的ナンバーワンです。
基本的に国内の仮想通貨取引所は「販売所」と「取引所」経由での売買機能があって、販売所経由での売買は取引所に支払う手数料が高くなります。
フォビジャパンは取り扱いする全銘柄が取引所経由で売買できるようになっており、取引所に支払う売買手数料が格安なのです。
少しでも安く買って高く売りたいというキャピタルゲイン目的で仮想通貨投資をするなら、フォビジャパンを使わない選択肢はありません。
世界有数の仮想通貨取引所だけにセキュリティ対策も万全で、安心・安全に仮想通貨取引が行える環境が整っています。
Huobiは全世界で展開しているグローバルな取引所のため、今後もHuobiでしか買えない通貨の上場が大いに期待できます。
新規仮想通貨の上場がアナウンスされてからでは遅いので、フォビジャパンはまず最初に口座開設しておきましょう。
※これから仮想通貨投資を始める超初心者向けに、以下の記事で仮想通貨の始め方を「図解入り完全ガイド」しています。
仮想通貨投資を始める上であなたが気になっている疑問もほとんど解決できますので、ぜひ参考にしてくださいね。

また、海外取引所でONE(Harmony)を購入するなら、世界最大の取引所であるBinanceがベスト。
結局のところ、取り扱ってる仮想通貨のラインナップや豊富な通貨ペアなど、Binanceが一番使い勝手がいいんですよね。
近年、日本政府の規制が厳しくなってきており、海外取引所の新規口座開設ができなくなるところも出始めています。
ハッキリ言って、Binanceに口座を持ってないと仮想通貨で億り人になれる可能性はゼロです。
四の五の言わずに、今のうちにBinanceは口座開設だけでもしておきましょう。
まとめ
今回はONEとはどんな仮想通貨で、Harmony(ハーモニー)はどんな特徴やメリットがあるかなどについてお伝えしてきました。
- オープンで高速なブロックチェーン
- 手数料はイーサリアムの100分の1
- 分散乱数生成プログラムとVDFによる安全性の実現
- クロスチェーンによる相互運用性
- ステーキングができる
高度な独自技術でスケーラビリティ問題を解決に導くHarmonyの将来性は疑いようもなく、中長期的にONEトークンの価値が上昇することは間違いありません。
Harmony(ONE)の高い将来性に大いに期待しましょう。
※国内取引所を選ぶポイントやおすすめの使い方については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
