「CELR(Celer Network)とはどんな仮想通貨で、どういったプロジェクトなの?」
2021年4月12日、ビットコインは1BTC=64,854ドル(日本円換算で約713万円)という史上最高値をつけました。
6月に28,800ドル付近まで調整した後に53,000ドル付近まで反発したものの、以降は最高値を抜けきらずにいる状況が続いています。
ビットコインが伸び悩む中、6~7月の底値から一部のアルトコインが爆騰開始。
CELR(Celer Network)もそんな爆騰げアルトコインの一つで、7月19日につけた1CELR=0.01982ドルから約2か月で10倍にまで急騰している大注目の仮想通貨です。
今回は、ここ最近で急騰を続けているCELR(Celer Network)を詳しく知りたいあなたのために、
- CELRの主な特徴やメリット
- CELRの将来性や今後の価格予測
- CELRの買い方やおすすめの取引所
についてお伝えしていきます。
仮想通貨CELR(Celer Network)とは?
CELRとはどんな仮想通貨で、急に脚光を浴びているCeler Network(セラーネットワーク)は一体どんなプロジェクトなのか。
まずはCELR(Celer Network)の主な特徴やメリットなど、基本情報をしっかりと押さえていきましょう。
CELR(Celer Network)の基本情報:時価総額・価格・チャート
2021年9月25日現在、CELR(Celer Network)の価格は1CELR=17.96円となっており、時価総額は約1,069億円で仮想通貨時価総額ランキング第91位です。
直近のチャート的には9月24日に1CELR=19.65円という上場来高値をつけ、一気に注目度を高めています。
通貨名 | Celer Network |
---|---|
ティッカー・シンボル | CELR |
価格 | 17.96円 |
時価総額 | ¥106,919,022,367 |
発行枚数上限 | 100億 |
循環供給 | 59.5億 |
時価総額ランキング | 第91位 |
ブロックチェーン | イーサリアム |
コンセンサスアルゴリズム | PoLC(Proof of Liquidity Commitment) |
ホワイトペーパー | Whitepaper |
ロードマップ | Roadmap |
公式サイト | https://www.celer.network/ |

スケーリング問題を解決するレイヤー2のソリューション
Celer Network(CELR)は、トランザクション混雑時における処理遅延や手数料の高騰といった「スケーラビリティ問題」を解決するためのレイヤー2ソリューションです。
レイヤー1とはイーサリアムやPolkadotなどといったプラットフォームのメインネットであり、レイヤー2はメインネットに付随するサイドチェーンのこと。
基本的にレイヤー1であるメインネットはセキュリティ面などの強化に注力されるため、その弊害として処理能力に問題を抱えています。
Celer Networkはそんなレイヤー1が抱える「スケーラビリティ問題」に対して、高速処理で低コストな解決策を提供するプロジェクトというわけですね。
4人の共同創設者
Celer Networkは、以下の4名によって立ち上げられています。
- Mo Dong(University of Illinois Urbana-Champaign)
- Junda Liu(University of California, Berkeley)
- Xiaozhou Li(Princeton University)
- Qingkai Liang(Massachusetts Institute of Technology)
4名共に出身校で博士号を取得しているのですが、イリノイ大学、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン大学、マサチューセッツ工科大学などなど、どれも超名門校。
超優秀なチームですね。
Binance LaunchpadによるIEO
CELR(Celer Network)は、2019年3月19日にBinance LaunchpadによってIEOしたプロジェクトでもあります。
当時のBinanceブログによると、わずか17分35秒で全トークン(597,014,925CELR)が完売していますね。
BinanceのIEOは厳しい審査をクリアしてきたプロジェクトばかりなので、信頼性が非常に高いです。
何よりもBinanceのIEOによって上場する仮想通貨は、他の取引所が行うIEOと比べて圧倒的なパフォーマンスとなっています。

世界最大の取引所であるBinanceの「お墨付き」を得ている、Celer Networkのプロジェクト。
将来性が高いのは言うまでもないでしょう。
CELR(Celer Network)の主な特徴やメリット
Celer Networkは様々なプラットフォーム上で動くアプリケーションを、高速に安全かつ低コストで最適化するレイヤー2のスケーリングプラットフォームです。
ここからは、CELR(Celer Network)の主な特徴やメリットについて、ポイントを絞って見ていきましょう。
- 高速処理を実現
- 低コストでの運用が可能
- 汎用性が高い
超高速処理を実現
これまでビットコインやイーサリアムは、トランザクション混雑時における処理能力の低さが大きな課題とされてきました。
例えばビットコインの場合は1秒あたり5トランザクション、イーサリアムなら1秒あたり15トランザクションしか処理することができません。
一方のセーラーネットワーク(CELR)は、1秒あたり数十億トランザクションを処理することが可能となっています。
理論的には、ビットコインやイーサリアムの処理能力に比べて2万倍相当にまで引き上げることができるとか。
Celer Networkの超高速処理を可能にしているのが、トランザクション処理に特化したオフチェーン技術。
メインのブロックチェーンでトランザクション処理せずに、取引処理だけに特化した「cStack」と呼ばれる3層構造のオフチェーン上で処理を行うことにより超高速処理を実現しています。
- cChannel:オフチェーンスケーリングの基盤レイヤー
- cRoute:最適値を転送するルーティングレイヤー
- cOS:オフチェーン分散型アプリケーション開発レイヤー

低コスト運用が可能
独自のオフチェーン技術がもたらす恩恵は、超高速処理だけではありません。
Celer Networkでは送金やスマートコントラクトにかかる手数料が無料で、低コストでの運用が可能となっています。
汎用性が高い
Celer Networkは対応するブロックチェーンが豊富で、非常に汎用性に優れているのも大きな特徴の一つ。
対応するプラットフォームはイーサリアムやPolkadotなどはもちろんのこと、DIFINITYやQuantum(クアンタム)といった新しいブロックチェーンにも対応しています。
仮想通貨CELR(Celer Network)の将来性・今後の価格予測
独自のオフチェーン技術でスケーラビリティ問題を解決に導くCeler Networkの将来性は極めて高く、CELRトークンの今後の価格も中長期的に上がっていく可能性大です。
Celer Networkの将来性が高いという理由は主に2つあります。
- 有力企業との豊富なパートナーシップ
- 世界最大取引所であるBinanceとの密接な連携
有力企業との豊富なパートナーシップ
Celer Networkは数々の有名企業と豊富なパートナーシップ契約をしています。

また、Matrix Partners ChinaやFreeS Fundといった有力VC(ベンチャーキャピタル)などからも出資を受けており、資金面も潤沢で競争力が高いです。
世の中でCeler Networkの価値が認識されればされるほど、より多くの企業やVCから資金サポートを得て、さらに充実した実用性の高いサービスを提供していくと見込んでいます。
世界最大取引所であるBinanceとの密接な連携
Celer Networkは世界最大の取引所であるBinanceでIEOしたということもあり、Binanceと密接に連携してビジネスを進めています。
Binance公式ウォレットでもあるTrust Walletとの戦略的パートナーシップ契約は、その代表例の一つ。

Trust WalletがイーサリアムやERC-20トークンを送金できるのは、裏にCeler Networkが提供するレイヤー2スケーリングネットワークがあるからなんですね。
Celer NetworkはBinanceという超強力なパートナーと共に、今後さらなる飛躍を遂げることは間違いないでしょう。
仮想通貨CELR(Celer Network)の買い方・おすすめの取引所
ここからは、仮想通貨CELR(Celer Network)の買い方やおすすめの取引所についてお伝えしていきます。
将来性が高いCELR(Celer Network)ですが、残念ながら現時点で国内取引所での取り扱いはありません。
CELRトークンを購入するためには、以下のステップを踏んで海外取引所でトークンを購入する必要があります。
- 国内取引所で口座を開設する
- 国内取引所でビットコイン(BTC)を買う
- 海外取引所で口座を開設する
- 購入したビットコイン(BTC)を海外取引所のウォレットに送金する
- 海外取引所にてビットコイン(BTC)でCELRを買う
国内の取引所で安くビットコインや仮想通貨を買うなら、世界170ヶ国で数千万人のユーザー数を誇る取引所フォビジャパン(Huobi Japan)です。

フォビジャパンの最大のメリットは、取引所経由で扱う銘柄数が圧倒的に多いこと。
フォビジャパンが取引所で扱う14銘柄という数は、国内で圧倒的ナンバーワンです。
基本的に国内の仮想通貨取引所は「販売所」と「取引所」経由での売買機能があって、販売所経由での売買は取引所に支払う手数料が高くなります。
フォビジャパンは取り扱いする全銘柄が取引所経由で売買できるようになっており、取引所に支払う売買手数料が格安なのです。
少しでも安く買って高く売りたいというキャピタルゲイン目的で仮想通貨投資をするなら、フォビジャパンを使わない選択肢はありません。
世界有数の仮想通貨取引所だけにセキュリティ対策も万全で、安心・安全に仮想通貨取引が行える環境が整っています。
Huobiは全世界で展開しているグローバルな取引所のため、今後もHuobiでしか買えない通貨の上場が大いに期待できます。
新規仮想通貨の上場がアナウンスされてからでは遅いので、フォビジャパンはまず最初に口座開設しておきましょう。
※これから仮想通貨投資を始める超初心者向けに、以下の記事で仮想通貨の始め方を「図解入り完全ガイド」しています。
仮想通貨投資を始める上であなたが気になっている疑問もほとんど解決できますので、ぜひ参考にしてくださいね。

また、海外取引所でCELR(Celer Network)を購入するなら、世界最大の取引所であるBinanceがベスト。
結局のところ、取り扱ってる仮想通貨のラインナップや豊富な通貨ペアなど、Binanceが一番使い勝手がいいんですよね。
何よりもCeler NetworkはBinanceとの関係性が深く、今後もBinanceと協業して何か新しいことを仕掛けてくる可能性が高いです。
CELRトークンを購入するなら、Binanceの一択ですね。
近年、日本政府の規制が厳しくなってきており、海外取引所の新規口座開設ができなくなるところも出始めています。
ハッキリ言って、Binanceに口座を持ってないと仮想通貨で億り人になれる可能性はゼロです。
四の五の言わずに、今のうちにBinanceは口座開設だけでもしておきましょう。
まとめ
今回はCELRとはどんな仮想通貨で、Celer Network(セラーネットワーク)はどんな特徴やメリットがあるかなどについてお伝えしてきました。
- 高速処理を実現
- 低コストでの運用が可能
- 汎用性が高い
独自の高い技術でスケーラビリティ問題という大きな課題に取り組み、有力企業やVCからの資金サポートを得ながらBinanceと協業するCeler Network。
Celer Networkの高い将来性に大いに期待しましょう。
※国内取引所を選ぶポイントやおすすめの使い方については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
