「株と仮想通貨ってどっちが儲かるの?税金の違いや規制など、投資するなら株と仮想通貨どっちにすべきか知りたい。」
世の中には仮想通貨によって一瞬で「億り人」になった人もいれば、株で大きな資産を築いて「億万長者」になった人もいます。
株と仮想通貨、どちらに投資した方が儲かるのか疑問に思う人は多いでしょう。
結論から先に言ってしまうと、最短最速で儲かるのは仮想通貨。
というのも、株式投資では一日で資産を2倍にすることはできませんが、仮想通貨投資は一日で2倍や3倍は当たり前、中には一日で10倍になることもあるからです。
とはいえ、リスクとリターンは表裏一体。
一日で10倍のリターンが得られる可能性があるということは、同時に、一日で資産が10分の1になってしまうリスクもあるので要注意。
株と仮想通貨どちらに投資すべきかは、それぞれの特徴や違いを正しく理解した上で、あなたにとって適切な投資対象はどっちなのかを判断する必要があります。
今回は、株と仮想通貨はどっちが儲かるのかがわからず仮想通貨投資に躊躇しているあなたのために、
- 株と仮想通貨の特徴
- 株と仮想通貨の違い
- 仮想通貨投資を始めるおすすめの取引所
についてお伝えしていきます。
株と仮想通貨どっちが儲かるかは「やり方」次第
仮想通貨は一日で圧倒的なリターンが期待できる一方で大きなリスクも伴うため、結局のところ、株と仮想通貨どっちが儲かるかは「やり方」次第です。
要するに、投資収益は取るべきリスクとリターンによって変わってくるため、株と仮想通貨どっちが儲かるかを単純比較はできないんですよね。
そもそも株と仮想通貨は全く異なる金融商品なので、それぞれに特徴があり多くの違いがあります。
あなたにとって株か仮想通貨どっちが儲かるかは、それぞれの特徴や違いを正しく理解した上で投資することが大切です。
仮想通貨と株の主な特徴を簡単にまとめると、以下の通り。
- 取引時間が限定されている
- 一日の価格変動率に規制がある
- 配当金がある
- 税金(税率)が低い
- 価格の変動幅が大きい
- 24時間365日取引できる
- 税金(税率)が高い
- 高い将来性がある
ひとことで言えば、
- 株式投資:ミドルリスクミドルリターン
- 仮想通貨投資:ハイリスクハイリターン
であり、
- 株式投資:リスクを抑えてある程度の期間でじっくり儲けたい人向け
- 仮想通貨投資:リスクを取って最短最速で儲けたい人向け
です。
株と仮想通貨それぞれの特徴と違い
ここからは、株と仮想通貨の違いを10のポイントで比較しながら、それぞれの特徴をより深く理解していきましょう。
- 発行目的の違い
- 最小投資金額の違い
- 扱う取引所の違い
- 取引可能時間の違い
- 価格変動幅の違い
- 税金(税率)の違い
- 配当金や優待制度の違い
- 資産の管理における違い
- 政府による規制の違い
- 将来性の違い
発行目的の違い
基本的に企業が株式を発行する主目的は、市場からの資金調達と経営の健全性と透明性を担保することです。
一方、仮想通貨として発行されるトークンも資金調達やガバナンスの健全化というように、株式と同じような役割がありますがそれだけではありません。
仮想通貨が持つ一番大きな特徴は、発行されたトークンがそのプラットフォームやサービスにおける基軸通貨として使われること。
要するに、仮想通貨は株式にはない「実用性」を持ち合わせているわけですね。
最小投資金額の違い
株式投資と仮想通貨投資では、投資できる最小投資金額にも違いがあります。
基本的に株式投資の場合は100株単位での購入となるため、低位株と呼ばれる株価が低い銘柄への投資も最低10万円程度は必要です。
一方の仮想通貨投資は、ビットフライヤーだと1円から購入可能です。
たとえ原資が少なくても少額から始められるのは、仮想通貨投資における大きなメリットの一つですね。
扱う取引所の違い
株式と仮想通貨は扱う取引所にも違いがあり、一般投資家が仮想通貨投資をするためには仮想通貨を扱う取引所で口座を開く必要があります。
例えば、東京証券取引所やニューヨーク証券取引所などに上場している株式が買えるのは、日本で言えば楽天証券やSBI証券など株式を扱っている証券取引所のみですよね。
一方で仮想通貨を買う場合は、ビットフライヤーやコインチェックなど投資対象となる仮想通貨が上場している仮想通貨取引所。
楽天証券やSBI証券で仮想通貨を買うことはできず、株式は証券会社で仮想通貨は仮想通貨取引所という形で扱う取引所が異なります。
取引可能時間の違い
株式を売買するのには、証券取引所で定められている取引可能時間中だけです。
- 前場:9:00~11:30
- 後場:12:30~15:00
一方の仮想通貨の売買は、FXと同じように24時間365日取引することができます。
取引できる時間が制限されていないので、いつでも好きな時にトレードすることができるので便利ですね。
価格変動幅の違い
株式投資では一日で変動する価格幅に制限があり、一日で株価が2倍や3倍になることもなければ2分の1や3分の1になるリスクもありません。
俗に「ストップ高」や「ストップ安」と言われているやつですね。
仮想通貨投資はこの「ストップ高」や「ストップ安」といった値幅制限がなく、一日で変動する価格に制限がありません。
そのため極論を言えば一日で100倍になることもあるし、100分の1になるリスクもあります。
まさに仮想通貨は、一撃必殺のハイリスクハイリターンな投資。
仮想通貨はリスクさえ取れば、最短最速で「億り人」になることが可能です。
税金(税率)の違い
株式投資で得た利益は税務上「譲渡益」に分類され、20.315%の所得税がかかります。
一方、仮想通貨投資で得た利益は「雑所得」として扱われ、最大で45%の税金が課税されます。

つまり、年間で6,950,000円以上の利益が出る場合は、仮想通貨投資より株式投資の方が税率を低く抑えることが可能ということ。
株か仮想通貨どっちが儲かるかを考える際には、どのくらいの利益を見込んでいるかを考えることも重要ですね。
配当金や優待制度の違い
株式投資では配当金や株主優待制度などといった企業が儲けたお金を株主に還元する仕組みがありますが、仮想通貨投資では基本的に配当金や優待制度はありません。
ただし近年の仮想通貨はものすごい勢いで大きな変化を遂げていて、今後そのような仕組みが出てくる可能性はあります。
実際、保有する仮想通貨を預けたりすることで報酬(インカムゲイン)を得ていくという、イールドファーミングやステーキングと呼ばれる仕組みも出てきています。
また特定の仮想通貨を保有する人を対象に、エアドロップと呼ばれる別の仮想通貨を付与する(タダで仮想通貨がもらえる)お得なキャンペーンも実施されています。
資産の管理における違い
株式投資の場合、購入した株式は「ほふり(証券保管振替機構)」と呼ばれる専門機関によって責任を持って管理されています。
しかし仮想通貨では、基本的に取引所は一切の責任を負いません。
買った仮想通貨や取引所に入金したお金がハッキングされて盗まれようが、全て自己責任です。
2018年に起きたコインチェックのNEM流出事件ではコインチェックが返金保証してくれましたが、世界的にみれば基本的にそんな「特別対応」は稀。
仮想通貨は自己責任が基本です。
リスク管理を徹底した上で、自分の資産を自らの責任で管理していく必要があります。
政府による規制の違い
株式は証券取引法という法律に基づいて法整備され、投資家は安心安全に株式の売買ができるようになっています。
一方の仮想通貨はまだしっかりとした法整備がされていないため、今後様々な規制が強化されていくと見込まれています。
結局のところ、仮想通貨は特定の管理者が存在しないものがほとんどなので、現状における仮想通貨市場は良くも悪くも「無法地帯」なんですよね。
規制されていないからこそ儲けられるというプラスの側面もありますが、十分に法整備されていないからこそ詐欺やマネーロンダリングといったブラック行為が横行することにもなるわけです。
将来的に日本政府がどのような仮想通貨規制をしてくるかは定かでありませんが、少なくとも現状よりは規制が厳しくなることは確実でしょう。
内容次第では仮想通貨市場を短期的に冷え込ませる要因にもなりかねないので、仮想通貨をめぐる規制の動きは今後も要チェックです。
将来性の違い
仮想通貨のベースとなるブロックチェーンは何十年に一度あるかないかという革新的な技術で、すでに成熟したレガシー市場である株式投資よりは圧倒的に将来性があると言えます。
例えば、企業が株式公開して上場する一つの目的である資金調達。
日本の場合、企業が株式を上場して市場から多くのお金を調達するためには、証券取引所が課す厳しい基準をクリアする必要があります。
一方、企業が独自の仮想通貨(トークン)を発行してそれを取引所で上場することができれば、比較的に緩い審査で多額の資金が調達できるわけです。
そう考えると、企業が発行する仮想通貨を上場させて資金調達する仕組みは、今後もどんどん増えていくことは間違いありません。
資金調達の方法が多様化すれば、株式を上場させるという企業の「あり方」も今後大きく変わっていく可能性がありますね。
仮想通貨投資を始めるおすすめの取引所
ここまで見てきた通り株式と仮想通貨には多くの違いがあり、単純比較はできないものの、株と仮想通貨どっちが儲かるかという意味では短期的に大きなリターンを得るなら仮想通貨です。
仮想通貨投資は株に比べて価格変動幅が大きくリスクもありますが、少額の資産で大きな利益を得ることができるという投資効率が極めて高い金融商品。
仮想通貨の特徴や特性を理解した上で投資をすれば、最短最速で巨額の資産を築くことができます。
仮想通貨投資は1円から始めることも可能なので、まずは少額からスタートして徐々に経験値を上げていくのが賢い始め方ですね。
ここからは、仮想通貨投資を始めるのに登録必須の取引所を3つほどご紹介していきます。
安く買って高く売るならフォビジャパン

世界170ヶ国、数千万人のユーザー数を誇る取引所フォビジャパン(Huobi Japan)。
フォビジャパンが取引所で扱う14銘柄という数は、国内で圧倒的ナンバーワンです。
基本的に国内の仮想通貨取引所は「販売所」と「取引所」経由での売買機能があって、販売所経由での売買は取引所に支払う手数料が高くなります。
フォビジャパンは取り扱いする全銘柄が取引所経由で売買できるようになっており、取引所に支払う売買手数料が格安なのです。
少しでも安く買って高く売りたいというキャピタルゲイン目的で仮想通貨投資をするなら、フォビジャパンを使わない選択肢はありません。
世界有数の仮想通貨取引所だけにセキュリティ対策も万全で、安心・安全に仮想通貨取引が行える環境が整っています。
Huobiは全世界で展開しているグローバルな取引所のため、今後もHuobiでしか買えない通貨の上場が大いに期待できます。
新規仮想通貨の上場がアナウンスされてからでは遅いので、フォビジャパンはまず最初に口座開設しておきましょう。
※これから仮想通貨投資を始める超初心者向けに、以下の記事で仮想通貨の始め方を「図解入り完全ガイド」しています。
仮想通貨投資を始める上であなたが気になっている疑問もほとんど解決できますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ビットコインを買うならビットフライヤー

350万という最大級の口座数を誇る老舗取引所、ビットフライヤー(bitFlyer)。
ビットフライヤー(bitFlyer)の最大のウリは、何と言ってもビットコイン流通量が国内No.1であることです。
ビットフライヤーが「使える」ポイントは以下の通り。
- ビットコイン流通量No.1
- DOTとXTZが買える希少性
- 圧倒的な顧客満足度の高さ
ビットフライヤーはビットコイン・イーサリアム・リップルの主要仮想通貨を「取引所」経由で売買できる上に、流動性の高さも国内No.1です。
積み立て投資ができるコインチェック

国内最大手の仮想通貨取引所であるコインチェック(CoinCheck)では、毎月1万円からビットコインの積み立て投資ができるようになっています。
何よりコインチェックは、国内唯一のIEO案件(上場前の仮想通貨が購入できるトークンセール)もあるのが最大の魅力。
ちなみに2021年7月29日に国内初のIEO案件としてコインチェックに上場したパレットトークン(PLT)は、4.05円で販売されたトークンが一日で98.84円(24.41倍)に大暴騰しました。
コインチェックのIEO案件にうまく乗れれば、「億り人」になるのも決して夢ではありません。
※国内取引所を選ぶポイントやおすすめの使い方については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

まとめ
今回は株と仮想通貨どっちが儲かるかという観点で、株式と仮想通貨それぞれの違いや特徴についてお伝えしてきました。
- 発行目的の違い
- 最小投資金額の違い
- 扱う取引所の違い
- 取引可能時間の違い
- 価格変動幅の違い
- 税金(税率)の違い
- 配当金や優待制度の違い
- 資産の管理における違い
- 政府による規制の違い
- 将来性の違い
ズバリ、最短最速で儲けるなら、仮想通貨投資の一択です。
仮想通貨の将来性は非常に高く中長期的に大きく成長していくことは間違いないので、リスク管理を徹底した上でまずは少額から仮想通貨投資を始めてみましょう。
ちなみに先にお伝えしたフォビジャパンでは、なんと2円から仮想通貨投資を始めることが可能です。
これから仮想通貨投資を始める初心者には最強の取引所なので、まずは失敗しても痛くない少額で始めて経験を積んでいきましょう。